ロールシャッハテストB

まさみの18禁オリジナルBL小説ブログ。

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夏に読みたいエクソシスト漫画特集


魔王サタンの落とし子である双子がエクソシストをめざし悪魔を討つ学園退魔バトル。
直情的で喧嘩っ早いが根は優しい兄・燐、対照的に冷静沈着、頭脳明晰な優等生の弟・雪男。性格正反対の双子がひとつの都市さながら巨大な全寮制学園の祓魔師塾にてエクソシストの修行を積むんですが、同い年の弟が教師であり指導官であるという設定がなかなか面白く、異能バトルだけじゃなく学園ものや青春ものとしても楽しめる。なお燐と雪男は寮で同室です。いいね!(何)
一応は雪男が弟になるのですが性格的には雪男のほうが保護者みたいで、なにかと早合点し突っ走りがちな燐の手綱を引いてます。
が、そこはやはり似て非なる双子同士。
お互いに対する複雑な想い、葛藤が生み出すすれ違いもある。
兄を庇って死んだ養父の存在もまたわだかまりを残す。
未熟児の為兄のようには父の魔力を受け継がず、しかし出世時に兄から魔障を受け悪魔が視える体質となった雪男。幼い頃から気弱で泣き虫、虚弱体質だった為いじめを受けていたのですが、そんな雪男を燐は必ず守ってくれた。しかし守られる一方はいやだ、自分だって兄さんを守りたい、これから待ち受けるだろう過酷な試練と残酷な運命から……そう強く志し、長いこと兄には秘密で養父からエクソシストとしての特訓を受ける。
おいどんだけ健気なんだよ尽くしすぎだよ……。
いかに兄を大切に思って憧れてるか、反面劣等感を抱いてるか。しかし鈍感な燐は弟の悩みなど気付かない。ああもどかしい……!というか雪男は燐のこと好きすぎだと思います。たまらん。兄弟もの好きは悶える。
ビジュアルもタイプなんですよ。眼鏡に泣きぼくろで二挺拳銃の使い手なんてツボすぎますよ奥さん。おっとり丁寧な物腰と食えない笑みの取り合わせが……!燐がたま~に見せるお兄ちゃんぽいところもイイです。なんだかんだで仲良し兄弟。ヒロインしえみもコロポックルみたいでめんこい。
メインは兄弟愛なんですが、生い立ち故周囲に疎まれ孤立していた燐が、新たな仲間と出会って心を開いていく過程も見所。
ちなみに私は燐×雪男派で……へタレ攻め×クール包容受けで……





両親を殺した猟奇殺人鬼パッチマンに復讐を誓うアラゴ、その双子の兄でエリート警官のユアン。
確執を経て別々の道を歩む二人の前に再び両親の仇である宿敵・パッチマンが現れて……
ゴシックな雰囲気が好まれる為か、19世紀ロンドンが舞台の話は結構多いんですが、当たり前に車が走って携帯がでてくる現代のロンドンを舞台にした話は新鮮。これも兄弟愛に燃えて萌える!右腕に呪われた力を宿すアラゴが、ロンドンの街を東奔西走して人外が絡んだ事件を解決していくシリーズものなんですが主人公のキャラが魅力的。喧嘩っ早くてひねくれ者で口も素行も悪いんですが、実は正義感が強く熱血肌。やんちゃな笑顔やそっぽをむいてふてくされた顔、たまに見せる寂しげな顔が……!
絵はちょっと荒く見えるんですが、それが持ち味となる作風。表情が生き生きしてます。二巻からは新キャラセスが登場、天使のような悪魔の笑顔でアラゴをストーキングします。へソチラメニアック!
額の三角はかっこいいのか悪いのか微妙ですが……。
イギリスならではの妖精や伝承が絡むエピソードも多く、そちら方面の知識があるとより楽しめること請け合い。

麦ちゃんが好きです。輝ちゃんはもっと好きです。
いやもうすごい好きなんですよこれ、ハマりました。神楽坂輝が最高です。小六にして大金持ち、テレビにしばしば出演する凄腕霊能力者でハーフの美少年、しかしその本性は……「悪いけど俺、担任でも年収五千万以下の奴と話しとうないんや」こってこての関西弁を喋るナニワの商人、ツッコミの達人。
ド田舎育ちの食いしん坊少女・麦子とこの輝ちゃんの漫才コンビが、東へ西へ外国へと飛びまくり喧嘩のついでに哀れな霊を祓いまくるドタバタコメディ。
とにかく輝ちゃんがいい。オレ様腹黒守銭奴のくせに麦子を溺愛してます、大好きなんです、満漢全席をおごってしまうほどに。しかし鈍感な麦子はさっぱり気付かず輝ちゃんのテンプテーションは空回りするばかりなり。ハマった当時はこの言葉がなかったんですが今ならわかります、輝ちゃんはツンデレです。食い物にしか興味のない麦子にじれて押せ押せ積極的になったり甘い言葉で口説いたりもするんですがやっぱり報われない。
人妻も余裕ですけこますスーパー小学生のくせに本命には純。たまりません。
ヒロイン麦子も負けず劣らず魅力的。明るく元気でお人よし、情に厚く涙もろい。
ヒロインですが実に男前です、ある意味輝ちゃんよりも。ヘタレな悪霊や卑劣な悪党に毎度毎度威勢よく啖呵を切るシーンは痛快で胸が透く。イギリス・イタリア・香港と、輝ちゃんと二人で外国中を旅するので観光気分も味わえます。目的は霊退治ですが(麦子的には食い倒れの旅かもしれない)
痛快なテンポで進むコメディも面白いんですが終盤、麦子と輝ちゃんの結び付きがより強まるシリアスな話も大好き。特に輝ちゃんの過去エピソードは……ああ、こんな体験をしたからこそ、自分の人生を太陽のように照らしてくれた麦子を愛しく思ってるんだなあと不器用な一途さに胸が詰まります。ラストの輝ちゃんの笑顔ったらねえよ最高だよお前こそ太陽だよ。両方小学生なんですけどね……凄く可愛くて初々しくて微笑ましい……。
成長した輝ちゃんがエクソシストとして活躍するちょっとダークでアダルトな魔界紳士録もおすすめ。

悪魔憑きとして迫害を受けてきた落ちこぼれ魔法士・カルノと、万物の気を練り合わせて現象を作り変える神霊眼をもつ高校生・勇吹。おのおの持つ異能によって運命に翻弄される少年達を描く。
モノローグが秀逸。台詞がぐさぐさ心の奥のほうにまで刺さる。
最愛の姉を失ってからは誰にも心を開くことなく流離っていたカルノが、おっとり天然高校生・勇吹と出会って少しずつゆるやかに変化していく様子に心温まる。しかし運命は彼らを放っておかない。人ならざれば化け物か神か、その二択しか存在しない過酷な世界において、自らが生まれ持った異能を狙うさまざまな勢力によって翻弄され大事なものを奪われていくふたりの姿が辛い。印象に残るエピソードは多々ありますが、勇吹が屋上にスニーカーと置手紙をおいてカルノに伝言を残すシーンは、淡々としたモノローグと重なって一番涙腺にきました。主役ふたりは勿論のちに彼らの師となるレヴィもいい!

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