ロールシャッハテストB

まさみの18禁オリジナルBL小説ブログ。

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マルドゥック・スクランブル(大今 良時)



 どうして私なの?
 殺された理由と生きる意味を求め銃を持った少女の名はルーン・バロット。
 愛を知らない元少女娼婦。保険金殺人の犠牲者。
 最先端の科学技術によって死の淵から蘇生したバロットは、万能ネズミ型兵器・ウフコックという相棒を得て壮絶な戦闘に身を投じていく。
 
 待望の第一巻がでました!漫画版マルドゥック・スクランブルです!
 ずっと雑誌で追って楽しみにしてたんですが単行本が発売され紹介しやすくなりました!
 もう表紙からアドレナリン大量分泌で大変ですよ、カラーのセンスがありすぎです、虚無と絶望と儚い希望を映す黒瑪瑙の瞳に吸い込まれそうです!
 作画の大今さんはマルドゥック~が初の連載となる新人漫画家さんですが凄く画力があります!
 原作を細部まで読み込んるのがわかる描写にオリジナリティあふれる遊び心を加え、脚色する部分はさらにドラマ性を強め脚色し、キャラクターの魅力を最大限に引き出します。
 原作のバロットもコケティッシュで大好きだったんですが漫画版のバロットは反則的に可愛すぎる……
 個人的に前髪は蘇生後のパッツンじゃないほうが好きだったんですが、漫画版のバロットはそれを差し引いても表情豊かで凄く可愛い。
 基本無表情なんですがウフコックとの心温まる触れ合いを経て信頼関係を築いていくうちに少女らしい繊細で柔らかな表情を見せるようになる。
 大今さんは表情の変化の描写も秀逸なんですが、ヘタウマな歪みが魅力になる画風で、登場人物の心理的なプレッシャーを炙りだす不安定なアングルに唸らされる。鬼頭莫広に萌えを足したような絵柄なんですが、車が突っ込んでくるシーンの見開きなどは迫力満点。
 街の背景などもさりげなく凝っていて画面の隅々まで楽しめる。
 小説原作だとイメージが違う!という事がありがちですが、こちらはボイルドがやや痩せ型なのを除いてほぼイメージどおり。
 ウフコックにはちょっとびっくりしましたが……(笑)ファニーというかファンシーというかああくるとは思わなかった。

 マルドゥック~はひとりの少女の魂の葛藤と再生を描いた話。
 根底に流れるのは「どうして私なの?」という切実な問い。

 どうして私なの?
 不幸な生い立ち。
 娼婦として体を売る日々。
 救いの手をさしのべてくれた男にも裏切られ殺されかけ絶望し、一度は死を望んだバロットがしたたかにしなやかに成長していく姿には胸打たれる。
 少女と銃は少年と銃と同じ位好きな組み合わせなのですが、華奢な美少女が黒髪なびかせ銃をぶっ放す姿はやっぱ痛快。
 第一巻の見所はやっぱフェスタのシーン。
 派手な銃撃戦ももちろんかっこいいのですが、原作にはなかったエピソードが追加されたことによって、バロットの可愛らしさがより引き出されたなあと思います。
 可愛いんだよ……むくれ顔とか……もしゃもしゃとか……原作と比べより親しみやすい素顔を見せてくれるバロットにもう夢中。
 このフェスタに出てきた家族は後に再登場するんですが(たぶん二巻収録)……おいおいこんなのなしだぜ……あんたとんでもねー鬼畜だよ、こんなド欝展開望んでねえよ……みたいな……原作もそりゃグロなんですが(ヴェロシティに比べればだいぶマシとはいえ)漫画版の展開は予想してなかっただけにこたえました。
 ぶっちゃけ原作に忠実に漫画化すると「絵で見せるのむずかしいんじゃね?」ってのがかなりあるんで、今後どういうふうにそれを描いてくれるのか楽しみです。
 ウフコックとバロットの異種族年の差ラブもいいんですが、個人的にドクターとバロットのぎくしゃく擬似父娘的な関係に萌えます。
 思春期の娘への接し方に悩む若いお父さんというか、潔癖な娘の心をほぐそうとはっちゃけては上滑り空回る気の毒なパパンというか……ドクターはいいキャラですね。非戦闘員ですがウフコックに次ぐ癒しです。
 少女と銃の組み合わせが好きな方、中身オヤジなネズミが気になる方、そのネズミとワケありなタフガイが気になる方はぜひ!

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