ロールシャッハテストB

まさみの18禁オリジナルBL小説ブログ。

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プリンセスビター・マイ・スウィート(森田季節)



 「な、なあ、友淵、お前はいったい何者なんだ?」
 「殺し屋さ。君も気をつけるといい」


 周期的に家出をくりかえし男と遊んでると噂される魔性の女・畠山チャチャ。
 そのチャチャと小学校からの幼馴染で同じ図書委員でもある晴之は、ひょんなことから彼女が京都で多発する首もぎ殺人事件の犯人でないかと疑り始めるが……
 「ベネズエラビター・マイ・スウィート」の続編。
 メインとなる登場人物が一新されてるので姉妹編の呼称のが正しいかも。
 正直「ベネズエラ~」は一冊こっきりの単発だとおもってたので続きが出たのは驚きでした。
 前作はタマシイビトに狙われるイケニエビトにスポットが当たってましたが、今度は捕食する側のタマシイビトが主人公。
 攻撃的な毒舌で渡る世間に鬼を作る魔性のヒロイン・チャチャをはじめとして、そんな茶々に素直になれない恋心を抱く晴之、チャチャに虐げられる薄幸弟・満泰とキャラが魅力的。
 前作のカナとリアも相変わらず姉妹仲良くちゃっかり再登場して嬉しいかぎり。
 今回はタマシイビトが生まれる過程の謎も明かされます。
 森田季節は相変わらずちょっとした比喩が絶妙。

ほら、こんな感じでチャチャは性格が悪い。濁ったどぶ川や、ガード下の卑猥で暴力的な落書きに魂を与えたらこんな感じになるだろう。

畠山チャチャは小学校の頃からずっと畠山チャチャで、いつだってプチ孤高に生きてきた。家出のたびに無責任な賞賛と、無責任な陰口を浴びて、それでも平気を装って、十七になるまでプチ孤高を貫いてきた。三つ子の魂なんとやらで、これからもチャチャはそのスタンスでこの世界や社会に斜めに接しながら歩いていくのだ。


 前作に引き続きほっぺがおちそうなスイーツ描写も健在。
 スウィート・キャラメル・ミルクティーは実際飲んでみたい!甘そうだ……。
 スタイリッシュなボーイ・ミーツ・ガール物としても読み応えあります。
 個人的に一番ツボったのはアンパンマンとドラえもんを足して割ったような風紀委員の優等生(でもイケメン)友淵神人。
 ぺたぺた間抜けな靴音がミスマッチを醸すも女受けがよいルックスと華奢な体躯の眼鏡くん。
 アンパンマンとドラえもんを足して割ったような……の意味は読めばわかります(笑)
 妹想いで自己中心的で料理が趣味で自称殺し屋、正体が×××のお兄ちゃん、最高です!
 文倉十の挿絵がこれまた素敵で……ああ、この目で見下されたい……でも神人は受けだとおもうの、いかに「掘られてもいい」と隅田くんが公言してても。
 続編があるなら神人メインの話をぜひ読んでみたいです!

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